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次世代リニア搬送システム Lexium MC12 マルチキャリア

シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社

更新日:

次世代リニア搬送システム Lexium MC12 マルチキャリア

マシンアプリケーションに最適 。
モジュール式マルチキャリア

キャリア幅50mmで最大120Nの推力。
コンパクトなサイズで使い方も簡単。

概要・特長

Lexium MC12マルチキャリアは、装置や設備上で使用する革新的な搬送システムです。
最新のリニアモーション技術で、装置および設備上の製品を個別単独で動かすことができます。
製品を個別単独で動かせることで、より速い搬送速度、より高い柔軟性、省スペースの装置を設計することが可能になります。

リニア仕様1.png

持続可能性を高める新しいレベルの性能と柔軟性

リニア仕様2.png

アプリケーション毎に必要な部品点数が少なく、工具不要の段取り替え実現に向けて
 大きく前進したシステムです。
柔軟性が飛躍的に向上し、多品種製品を一台の装置で搬送できます。

運転とメンテナンスの簡素化リニア仕様3.png

PacDrive 3システムと連携した診断メカニズムを搭載しています。
セグメントまたはキャリア交換後のプログラムによる自動設定が可能です。
EcoStruxure Machine Expertソフトウェアによる診断と調整機能が強化されています。
診断用モバイルアプリ(Industrial Device)が利用できます。
遠隔監視、健全性監視、予知保全のためのソリューションとの連携が可能です。
交換が簡単なモジュール構造を採用しています。

装置設計の差別化と設計時間の節約によって、市場投入までの時間を短縮

装置設計に大革命をもたらします。
次世代マルチキャリアシステムは、より高度な装置設計を可能にします。
機械式カムから電子カム、そしてカムなしへの進化によって装置設置面積の削減が可能になります。
 これらの進化は、装置の柔軟性向上に新しい可能性をもたらします。
実績ある単一エンジニアリングツールで効率的な設計とライフサイクルを管理できます。
機械電気設計やプログラムの実装が簡単にできるため、時間を節約でき、市場投入までの時間を短縮することができます。
設計の初期段階で装置動作を検証できるソフトウェアを搭載しています。
装置本体のサイクルに依存しない製品の個別搬送、キャリアのグループ化、位置決めが実現できます。

装置全体の設備効率の向上

柔軟性の向上 ― 1台の装置で使えるアプリケーション数を増やすことができます。
 他方で、アプリケーション毎の部品が少ないため、段取り替え手順を簡素化することができます。
保守サービスのある部品を使うことで、最適化されたメンテナンスを実施することができます。
装置の稼働時間を向上させることができます。
装置設置面積が削減されるため、生産スペースを有効活用することができます。

アプリケーションが使用される主な分野リニア仕様4.png

Lexium MC12マルチキャリアは、以下のような一般的アプリケーションに対して、
 個別のプロセスでの製品の搬送、グループ化および位置決めが可能です。
包装
 ― 箱詰
 ― 積み上げ(グループ化)
 ― 製品フロー調整(間隔補正、位置補正)
 ― 充填、折りたたみ(チューブ、ボトル、パウチ等)
 ― ラベリング
食品加工
 ― 貼付
 ― 切断
組み立て
 ― メカトロ製品
 ― 医薬製品
マテリアルハンドリング

用途・使用例

Lexium MC12マルチキャリアシステムは、装置上の搬送物を移動、位置決め、グループ化する、個別プロセス用の搬送システムです。
充填リニア使用例1.png

チェーン搬送の代わりにマルチキャリアを使用できます。
ボトルを個別に搬送できます。
ボトルはキャッピングステーションを倍の速さで移動できます。
加工ステーション以外では、キャリア間の距離を短くできるため、
 装置設置面積の削減が可能になります。
クランプを様々なボトル径に対応させることで、柔軟性が向上します。
ステーションが削減でき、コスト削減になります。
装置をよりコンパクトにできます。
アプリケーションを素早く簡単に変更できます。

キャリアのグループ化リニア使用例2.png

製品を流れてくるワークのタイミングに合わせて柔軟に
 ローディングできます。
キャリア間の距離は、アプリケーションや段取り替えレス等の
 目的に応じて調整ができます。
製品を個別独立に搬送できるため、生産効率が向上します。
 キャリア間の距離が広がったとしても、ピーク推力や最高速度などは変わりません。
ローディングとアンローディング間にバッファーを置くことで、2個流し、3個流しをして
 ステーションごとに必要な製品個数を変化させても吸収できます。
キャリア同士を柔軟なパターンでグループ化できます。

スタッキングリニア使用例3.png

製品投入時にキャリア間の距離を広げることができます。
異なる投入箇所からの異なる製品であっても、
 あるグループ化されたキャリアの上に搭載することができます。
積載された製品を2つのキャリア同士でグループ化することができます。
製品をまとめて押し出すことができます。

ピック&プレースリニア使用例4.png

ロボットの作業領域では低速で、(次のロボットへの)搬送中は
 高速で動くことによって、ロボット作業領域内にある製品をより多く
 ピックすることが可能です。結果的に、1分あたりの製品ピック数が
 向上します。
ベルト滑りがないため、高い位置精度を実現することができます。

自由な動作リニア使用例5.png

キャリアはトラック上で自由に動かせます。停止中も作動中も、ブレーキ、加速、
 位置決め、または一定の力を加えることができます。他のリニアモーターと同様、
 キャリアは外部軸に同期できます。サークル状に配置されたキャリアは、製品の
 流れに沿って半永久的に移動します。
複数のキャリアをそれぞれ独立に動かすことができます。移動距離全体の中で
 決められた場所に位置決めできます。また、キャリアは互いに相対的に移動し、
 隣接するデバイスとの衝突を回避します。

価格

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